鋳造アルミニウム製バッテリーボックス

鋳造アルミニウム製バッテリーボックス

本体構造の軽量化に加えて、バッテリーパック自体の軽量化も求められます。電池筐体の軽量化も取り組みの一つの方向性です。

特に純粋な電気自動車の電池パックにおいては、現在のリチウムイオン電池の開発レベルを前提として、高い走行距離を追求すると、高い構造強度を確保しつつ、電池ケースの重量を可能な限り軽量化することが必然的に求められます。軽量アルミニウム合金を使用すると、スチールを使用する場合に比べてバッテリーパックの重量を約10〜30％軽量化でき、バッテリーパック全体の重量をある程度軽減できます。